2012/05/31

Chess In Szechenyi

ハンガリーは知る人ぞ知る、ヨーロッパの温泉大国です。特に首都ブダペストには、整備された大小様々な温泉があり、観光客の多くはいくつもの温泉をはしごします。ところが、ハンガリーに来て1カ月もたつのに、1回も温泉にいかない日本人がいます。はい、それが私です。このままではダメだと思い立ち、昨日はセーチェニ温泉に行ってきました。


セーチェニ温泉へは、一昨年ハンガリーに来たときも行きましたが、今度は地下鉄ではなく、歩きで向かいます。アンダンテからすぐのイエロメトローの駅、オクトゴン。そこから地下を走る線路に沿って、地上の大通りを北上します。


15分ほど歩いて見えてくるのが、英雄広場です。中心に高い塔があり、ハンガリーの歴代国王等の像が14体並んでいます。


英雄広場の左右には、巨大な美術館がそびえます。こちらは東側の現代美術館です。


英雄広場を突きぬけると、緑豊かな大きな公園に出ます。この公園には、いくつかの博物館や動物園のほか、有名なセーチェニ温泉があります。公園内のテーブルでも、老人たちがチェスを楽しんでいました。


こちらはレンタル自転車屋ですが、この巨大な前輪の自転車は借りられるのでしょうか・・・


こちらはセーチェニ温泉の入り口です。2年前の記憶通り!


とりあえず、窓から1枚パシャリ。これがセーチェニ温泉のメインである、屋外温泉プールです。


こちらで入場チケットを購入します。ロッカーのレンタル料は3400フォリントでした。現在のレートは、1円で3フォリント程度のようです。説明は全てハンガリー語ですが、販売員は英語ができ、観光客を捌くのも慣れたものです。


入場したら水着に着替え、まずは屋内温泉を楽しみます。日本の温泉では考えにくいことですが、写真撮影もOKです。ただし、水着の姉ちゃんを撮りすぎると、彼氏に殴られるか、つまみだされるか、どちらかでしょう。


ハンガリーの温泉は日本の温泉に比べ、基本的に温度が低めですが、熱いものからぬるいものまで、いくつか種類があります。こちらは38度で、これでも高いほうです。センターのおじさん、のびのびしすぎ。


そしてついに屋外温泉に来ました。皆さん水着で、まるっきりプールに見えますが、一応温泉です。右奥に見えるのが、本物のプールです。


そしてセーチェニ温泉と言えばこれ!風呂チェスです。日本のガイドブックなどでも必ずと言って良いほど紹介され、この日は日本の旅番組の撮影クルーも来ていました。私はここで4局、地元の人と指してきました。最初の対戦相手には、日本のどこから来たのか?レイティングはいくつか?などと指している間に聞かれます。FIDE レイティングは2264 だと答えると、それじゃハンガリーのベスト100にも入れないな、と言われました。分かってるわ!

2人目のおじさんは英語ができず、となりのおばさんが通訳をしてくれました。おばさんには、明日も来る?じゃあ明後日は?と、しきりにまた来るよう催促されました。どうも今度は旦那を連れてくるので、彼と指してほしいという話のようです。1日1000フォリントも使わない生活なので、3400フォリントは高いですが、必ずまた行こうと思います。


サウナもありましたが、すぐに脱出しました。


こちらがロッカーです。入場チケット代わりのバンドが鍵になっており、好きなロッカーを選んで使います。そして驚くべきことに、セーチェニのロッカーは、男女区別されていません。着替えていると後ろを女性が突然通るので、すごくビビります。異性に着替えを見られるのが嫌な人のためには、ロッカーよりもレンタルが高いですが、着替え用の個室(キャビン)もあります。

ざっと昨日はこんな感じでした。ハンガリーに来て初めて(?)観光客っぽく振舞ったような気がします。結局、温泉でもチェスばかりでしたが・・・

そして、明日からはもう6月ですね。First Saturday は明後日、6月2日のスタートですので、温泉でリフレッシュした分、また良いスタートが切れればと思います。

1 件のコメント:

shin さんのコメント...

楽しそうですね!

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