London Chess Classic 2012

今日はハンガリーから離れ、別の海外大会の話題をお届けします。

世界のトップGM が毎年最後に顔を合わせる場と言えば、近年ではLondon Chess Classic が挙げられるでしょう。今年で4回目を迎えるこのイベントは、世界のトップGM 数名と、イングランドのトップGM が数名集められ、ロンドンで試合を行うというものです。毎年12月開催なので、その年最後のトーナメントで誰が優勝するか、毎年注目が集まります。今年も、Anand、Carlsen、Aronian、Kramnik、Nakamura、Polgar、Adams、McShane、Jones という豪華な顔ぶれが揃います。

そして、つい最近まで私も知らなかったことですが、このLondon Chess Classic では、誰でも参加できるOpen クラスの大会が並行して開催されるようです。現在、私もスケジュールを調整し、これに参加することを検討中です。以下、メインであるFIDE Rated Open クラスの詳細です。

日程: 2012年12月1日～9日

会場: Olympia Conference Centre, London, W14 8UX　

参加費：2200以上 75￡ / 2200未満 100￡ / Unrated 125￡ / Junior 75￡
（11月23日以降のエントリーで、25￡高くなります。）

持ち時間：40手90分＋30分＋初手から1手30秒増加 (Olympiad、FS などと同じ。)

備考: このFIDE Rated Open クラス以外にも、週末2日間だけのミニトーナメント（FIDE 公式戦）や、Rapid、Blitz のトーナメント、さらにはNigel Short の同時対局も開催されるようです。詳しくは公式HP で。

London Chess Classic 2012

試合会場は観光の中心地からは少しずれた、ケンジントン地区ですが、交通の便は悪くなく、多少離れたホテルからも、メトロやバスで会場まで到達できそうです。大会参加費自体はさほど高くないので、メインの費用は航空券と滞在費になりそうですね。

開催まであと一ヶ月半と、さほど時間がありませんが、世界トップクラスのチェスを間近で見られる貴重な機会なので、興味のある方は私までご連絡ください。こちらも参加するかどうか決め次第、またブログでお知らせ致します。