2013/02/05

Australian Master in Kyoto

Big Chess News for All Japanese Chess Players!


今日2本目の記事は、日本のチェスプレーヤーにとって、驚きのニュースをお届けします。私のライバルであるオーストラリアのFIDE Master 池田惇多くんが、今年の4月から1年間、京都大学に留学に来ることが決定しました。関東の大学ではないので、そう頻繁に会えないであろうことは残念ですが、彼は日本でもアクティブにチェスの活動を続ける気が満々のようですので、日本のプレーヤーにとっては非常に良い刺激になるでしょう。私自身、帰国後の国内トーナメントは総ナメにする気でしたが、彼が日本のチェス界に参入して来るならば、それもそう簡単ではありません。ハンガリー留学が終了後も、楽しい日が続きそうです。

池田くんについては、このブログでも何回か触れてきましたが、彼のことをあまりご存じでない方もいらっしゃると思うので、私とのこれまでの関わりを簡単に記しておきます。


FM Junta Ikeda

2006年 Japan Open にオーストラリアから参戦。日本の初トーナメントで優勝。
2007年 シンガポールのWorld Youth Chess Olympiad にオーストラリア代表メンバーとして参加。
2010年 FMタイトルを獲得
2011年 半年近い海外武者修行の途中、アメリカ、マレーシアの大会で再会。フィラデルフィアでは直接対決も。
2013年 2月現在、FIDEレイティングは2362、オーストラリアランキング15位、IM ノーム2つ取得中。

池田くんも日本に来る直前、最後のIM ノームをかけた大会にチャレンジするようですので、4月からは日本に、IM が2人揃う可能性も十分にあります。関東だけでなく、関西のプレーヤーにとっても、この1年はチェスを学ぶビッグチャンスになりますので、やる気のあるプレーヤーは腕を磨いて待っていてください。それでは惇多くん、近いうちに日本で会いましょう!

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