2013/11/08

Sicilian Paradise - Arrival and A Welcome Dinner -


カターニア空港から望むエトナ山

昨晩、無事に次の試合の舞台であるアグリジェントに到着しました。ヨーロッパ間の移動なら楽だろうと思っていましたが、アンダンテを出てからアグリジェントの宿泊先であるホテルアクラベロまで、ほぼ12時間かかっています。意外と長かった...

ブダペストからベルリンを経由し、シチリア島東部のカターニア空港に到着したのは午後4頃。到着してまず思ったのは、シチリア島はこの時期でも暑いということ! サマータイムが終わったために日が落ちるのは早いはずですが、4時過ぎの落ちゆく西日を浴びた体感気温は、25度を超えているような気がしました。(今朝、ホテルから出た大通りでは、28度という表示も...) 冬のブダペストから装着してきたコートは、即トランクに叩き込みます。


カターニア空港からアグリジェントに向かうバスのチケット売り場は、多少場所がわかりにくかったですが、カターニア空港は幸いにもさほど広くありません。迷いながらも、なんとか5時発のチケットをゲットして、休憩がてらピザとジェラートを購入します。ピザは焼きたてではなかったので期待したほどではありませんでしたが、本場のイタリアンジェラートは美味しかったです。なんといっても暑いですしね!


しかし5時発のバスが、予定時刻を過ぎても現れません。いくつかパレルモなどの他の都市に行くバスを見送り、アグリジェント行きのバスが姿を見せたのは、5時30分近くになってからでした。この辺りの時間のルーズさは、ヨーロッパにありがちだと思います。ちなみにアグリジェント方面は利用者が多いのか、他のバスと違って2階建てでした。

カターニアからアグリジェントまでは、バスで2時間40分ほどです。5時発のバスに乗ることは、オーガナイザーのCarmelo さんに伝えてあったので、彼らはアグリジェントのバスターミナルで待っていてくれました。アグリジェントに到着後すぐに3人のイタリア人に車で送られ、アグリジェント中心街から、少しはずれにあるホテルアクラベロに向かいます。


中央にいるのがラトビアのGM Miezis、右がGM Rausis です。

ホテルにチェックインしてからすぐに、Carmelo さんらに食事に行こうと再び車で連れ出されます。どこかレストランに行くものだと思っていましたが、そこはCarmelo さんの自宅で、すでに夕飯の準備が進められているところでした。そして私以外にも、今回のトップシードであるGM Miezis とGM Rausis も別の車で送られてきたので、彼らとも話をすることができました。ちなみに、私がここに呼ばれたのは、レイティングが高いからなのか、日本からの参加者が珍しいからなのかは、よくわかっていません(笑)


こちらはペットボトルから注がれたので、完全にアイスティーか何かだと思っていましたが、シチリアのホームメイドワインだと飲む直前に言われました。普段はあまりお酒を飲まない私ですが、せっかくなのでありがたく一杯だけいただきました。アルコールにさほど慣れていない私でも、とても飲みやすかったです。

この日いただいた料理は、野菜とツナのリゾット、ポテトとソーセージのグリル、そしてデザートのチョコレートケーキです。イメージしていたイタリアの料理とは違いましたが、シチリア家庭の味といったところでしょうか、どれも美味しかったです。また今日以降も、こうした夕飯に誘われるかもしれません。


今朝は7時過ぎに起きて、試合会場とホテル周辺をチェックしてきました。イタリアでの7年半ぶりの試合は、あと少しでスタートです。

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