2015/06/23

国内レイティング S101


快速選手権で優勝した青嶋くん(右)

今夜の話題は、タイムリーなこちらにしようと思います。本日、更新されたばかりの国内レイティングが公開されました。計算された主な試合は、5月の全日本選手権とゴールデンオープン、6月の快速選手権、東海オープンなど。加えて、各地の例会の結果も反映されているでしょう。レイティング変動のあった上位プレーヤーのランキングは、以下の通りです。

小島慎也 2449 (-8)
青嶋未来 2407 (+456)
馬場雅裕 2312 (+26)
Seytnazarov Timur 2311 (-154)
Alex Averbukh 2269 (-16)
上杉晋作 2244 (+14)
桑田晋 2236 (-1)
塩見亮 2221 (+7)
松尾朋彦 2208 (-15)
山田弘平 2200 (-29)

一人、おかしな上げ幅のプレーヤーがいます(笑) ゴールデンオープンで4位、快速選手権で1位を獲得したプロ棋士の青嶋くんは、大幅にレイティングを上げて、一気に2400台に躍り出ました。試合をしていない南條くんが2440、羽生さんが2415 ですので、このメンバーにもかなり近づいています。本人からは、実力に見合わない数字だという謙虚なコメントが届いていますが、快速の結果を見れば、そんなこともないでしょう。今後のトーナメントでも、青嶋くんには頑張ってもらいたいですね。

全日本で優勝した馬場さんは、初めて2300台に到達。実力を考えれば、遅すぎたくらいです。FIDE レイティングも早く、2300に乗せてほしいと思います。上杉くんが久々の国内大会参戦&優勝したことも、印象的だった出来事です。

他には、全日本選手権で活躍したジュニア勢、Garry くん、逢阪くん、大多和くんたちも、当然のことながらレイティングを伸ばしています。大きく数字を伸ばしたことで、これから対戦する相手には警戒されるでしょう。来月は全日本ジュニア選手権や、小学生選手権など、子供たちが主役のトーナメントも開催されますので、引き続き良いプレーを期待しています。

私は来月の新潟やサマーオープンは参加しませんので、次回の大会は8月のジャパンリーグとなります。それまではトレーニングやIVL でのプレーを地道に続けていくつもりです。夏は大会の多いシーズンでもありますので、各地で皆さんが活躍することを期待しています。参加しない大会にも、顔だけは出すかもしれませんので、またそちらでお会いしましょう。

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